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タゴール

風が秋らしくなってきました。
昨日からギャラリ-の展示がかわりました。ジョソール地方のノクシカンタが展示されています。
見ごたえのあるものばかり。特に推定100年以上前に作られたとされるカンタは、圧巻です。ベんガラの赤にも惹かれます。
見ていると、歌が聞こえてきそうです。
なんとなく思い出して、バウルの歌をインターネットで追っていました。タゴールの「黄金のベンガル」はバングラデシュの国歌になっていますが、もとをただせば、郵便配達員で、バウルと呼ばれる芸能者が歌っていたメロディに歌詞を乗せたものだそうです。バウルに関しては、メロディや生活のスタイルなど、好奇心をそそられることがおおかったので、こんなに簡単にバウルの歌に接触できたことが不思議でした。
それにしても、バングラの地や母への礼賛の言葉がドラマティックで、バングラ人はやはり感情の巾がひろいのではなかろうか、と思ってしまいました。
2度目にバングラデシュを訪れた時、ピクニックに誘っていただきました。行った先は、今、カディを織ってもらっている場所のすぐ近くです。ある知らない家から招かれて、一緒に写真を撮ったのですが、その時写真用に笑っても、笑っても、笑いが不足していて、不満が頂点に達したその家の人たちがリズムに乗って、「コチョ、コチョ、コチョ、コチョ♪」と私をくすぐり始めました。
5分後には、笑ったまま、その家から逃げ出しちゃったよ!
それにしても、知らない人の家に行って、良くぞくつろいできたもんだ。今ではできない感じがする。バングラデシュにもそれなりの、「古きよき時」があったのだ。時々、その場所のあたりに行って、その家をもう一度見たいと思うけれど、もう探しようがなく、見つからない。

# by sakura_mohila | 2019-08-26 15:09 | Comments(0)  

鉛筆

ドイツの鉛筆を頂戴した。木の柔らかな木目が残っていて、このやわらかな感覚がみているだけでとても楽しい。書き心地もよくて、鉛筆があるだけで心が浮き立つ。
減るとなくなるなあ、と思って、なるべく書かなかったりして・・・
でも、そんな了見の狭いことは考えずに、使うだけ使って、なくなったらドイツまで買いに行こうか。きっと鉛筆を持つことがもっと心浮き立つことになるだろう。


# by sakura_mohila | 2019-08-24 11:42 | Comments(0)  

村の女性たちの変化

知り合いからトマトが送られてきた。
夏は毎日、毎食、トマトがおいしくて、欠かせない野菜だったけれど、その送られてきたトマトは、おいしさが違うレベルだと思うのだ。味がしっかりとしていて、全部分が陽光の中で熟れているような・・・果肉のすべてが充実していて、ほんとにおいしかった。
いつまでも保存がきくわけではないから。おすそ分けなどして頂戴しました。今は八百屋さんからパックで買ってくる普段生活のトマトに変のわったけれど、やはり夏はトマトはおいしい!日向の匂いがしたらもっとおいしいだろうなあ!

我が家のテーブルは、ナラヤンプール村の女性たちの手仕事で覆われているけれど、洗濯をたくさんした針仕事を見ていて、
彼女たちの現在はとても進化した、と気がついた。針目が違うのだ。同じモチーフを作ったとしても、違って見えるに違いない。そのことにつけて、何年か前を思い出してみたが、一番大きく違うのは、彼女たちの考え方である。
スタートしたばかりの頃はこちらも未熟であったけれど、彼女たちも未熟で、受身であった。今や、顔に自信がみなぎっている。値段の交渉さえも積極的にするようになり、楽屋裏に引っ込んでいる人たちではなくなったのだ。

テーブルの上の、初期のころの彼女たちの針目を見ながら、深い感慨を持った。さて、そろそろ、メッセンジャーで次の訪問をしらせておこうか。

# by sakura_mohila | 2019-08-23 11:42 | Comments(0)  

クラシック

バングラデシュ大使館にビザを取りに行ってきたのだけれど、半時間くらいの時間があまったので、まわりの場所にふと足を伸ばしてみるきになった。
数分歩くと、プリンスホテルのクラシック館が出てきて、お庭が美しかったのでふらふらと入ったら、「旧白川邸」とあり、そこがティールームになっている。あまりにすてきな建物だったので、予約無しでも大丈夫ですか、と伺ったら、今はティタイムで、4時くらいまでなら大丈夫です、という答え。20分くらいの時間だったけれど、ティを楽しんできました。明治の洋館は、さすがに落ち着いた雰囲気を醸して、この場所を知ったからには、大使館に用があるたびに立ち寄りそうです。
柱の様式や、漆喰、ドアの細工など、ディンプラ一杯で、くまなく見てきました。
ほんとに大好きな場所を見つけたものです。

大使館はひところの閑古鳥は嘘のように消え去って、ほんとに大勢の人たちがきていました。
皆、バングラデシュで何をするのだろう、とビザのホールにいる人たちを眺めてしまいました。背後の物語、とても想像がかきたてられます。


# by sakura_mohila | 2019-08-22 17:27 | Comments(0)  

休業のお知らせ

8月29日(木)はGallery Sakura Mohila はお休みです。
Galleryの入っている、押田謙文堂が棚卸しのため、ビル全体が閉まります。
ご不便、申し訳ありません。

August 29(Thu): Gallery Sakura Mohila is closed.

The Gallery building is closed for the business mentenance.
Sorry for the convenience.

# by sakura_mohila | 2019-08-21 15:37 | Comments(0)  

変遷

久々に通った道で、大宮の開発が着々と進んでいた。工事中で覆われていたカバーが外されるようになり、中を覗き見たら想像もできないくらいの変わり方をしていた。
途中の古い飲食店も、取り壊しが始まっていて、作業の人たちが、暑さの中で一休みをしていた。
時の変化を建物や通りなどに見ることは比較的簡単だが、傾向の変化はどうやって見つけるのだろうか。わかった時には、すでに変わっている。
それにしても、街を計画して、それを施行することは、自分の想像さえも超えた大きな事業だ。変わるのを見ることはできても、これを計画し、実施している人のことを思うと、ほんとに天と地の違いを感じてしまうのだ。
受動ではなく、能動で、物事に関わる・・・いつも心がけたいことだけれど・・・

# by sakura_mohila | 2019-08-21 12:23 | Comments(0)  

私の履歴書から

起床は5時ころだが、今朝、窓から入る光がなんとなく薄日だった。
そうだ、もう8月も半ばを過ぎてそろそろ秋になるのだ、と思いながら、寒がり対策をぼんやりと考えてしまった。しかしほどなく、今朝のこの薄日は曇り空であることが判明。ほんとにばかみたい、だが涼しくて、さわやかな時間だった。

日経新聞の朝刊の「私の履歴書」でコシノジュンコさんが連載中である。楽しみに読みながら、彼女のガッツは半端じゃないと感心することこの上ない。世界をまたにかける人って、そのくらいのガッツがないとだめなのだ、とほんとに思うのだ。
文化服装学園の花の9期生は、世界のデザイナーと花を咲かせたのだそうだ。ケンゾーもその一人だと知って、その当時の人たちがまだステイタスさえ築いていない日本国からパリで咲かせた花はほんとに大きい。当時の人たちが、どのようにパリに夢を描いて、出て行ったのか、と考えるだけでも、その人たちの志とパワーが推測できる。
当時に比べたら、日本も変わったけれど、パリも変わっている。それどころか、世界が変わってしまっている。

パリが華やかにモードの街になったのは、ナポレオン3世とジョセフぃーヌ后妃の働きが大きかったそうだ。電車の中で読んだ本に書いてあって、夢中でページをめくってしまった。

この二人については、もっと本を読んでみたいと思う。

# by sakura_mohila | 2019-08-19 15:33 | Comments(0)  

風鈴

朝のラジオで、風鈴の音色の聞き分けをしていた。
風鈴は選ぶときには、形のデザインもさることながら、音色を聞き分けることが肝心なことだそうだ。鉄器の産地から作られた風鈴が、ほんとに違う音色で鳴っていた。
あまりにもいい音なので、ダッカのオフィスに一つ選んでみようか、と考えて、ダッカの街と風鈴があまりにもミスマッチであることを思わざるを得なかった。ダッカのオフィスは街中に位置しているのだけれど、朝から晩まで、騒音が支配している。だいたい5時になると、夜のカーテンを破るかのように、スピーカーから街中にアラビア語のお祈り、アザーンが流れるのだ。しかも一日に5回、その聖なる言葉は耳をつんざく。その他に、なんとも特定できない街の音が、街を作っているから、風鈴の音が出る静けさというものがなにもないではないか。
日本では、騒音公害で、風鈴さえも遠慮し始めたときくけれど、所変われば、こんなに変わるものかと、認識させられることばかりだ。
しかしそれだけの騒音の中にあって、うるさい!、と思うことがなく、妙に落ち着くのだ。

村の女性たちと作業をしながら、教えた方がよいのか、教えない方がよいのか、迷うことしきりである。
自分の基準はすべて、日本にあって、それをよしとする基準で、相手の仕事を量っているのだ。

# by sakura_mohila | 2019-08-18 11:14 | Comments(0)  

夏の時間

サクラモヒラは今年の夏は11日から15日までのお盆休みを取りました。
サクラモヒラを始めて、初めてそのようなフォーマルな休みを取りました。これからは、そのように進んでいくことでしょう。ギャラリーをお借りしている、本屋さんもお盆休みでした。お休みがあけて、挨拶の時に、「お休みはいかがでしたか?」と加えたら、「ええ、ゆっくりできました」という答えでした。
しなければいけないことを持ち帰ったのですが、実はおもしろい本を読み始めました。読み応えのあるページ数なので、完読には1年くらいはかかりそうです。しかしこれはお借りした本なので、どうしようか?あまりにもおもしろいから、買わなければいけないような気がしています。その本は、「Muslin」by Ariful Islam. 読み始めたら、持ち帰った仕事なんかできないよ!
まだ数ページしかすすんでいないのですが、その中で、モスリンが美しい素材として使われ、あまりにも繊細な織物であるため、一日しか着なかったこと。しかしその織物を作り出すために、1級の腕が必要であったこと。そしてこの繊細な美術品ともいえる布が西欧のお金持ちの人たちに、心地よく美しいドレスを供給してきたこと・・・モスリンと西洋の社会の結びつきはほんとに深いのだ!
自分がこれまでに見てきた布の生産の現場やそこに働く人たちを思い出すと、布の消費の場もまた思い出され、数百年の時の流れが止まることなく自分の意識の中で繋がります。
ほんとに楽しい時間です。ほんとに「ゆっくり」できました。

さて、ギャラリーでは、まだまだ欲しい手織り綿の夏のアイテムがお買い得です。是非、お出かけください。



# by sakura_mohila | 2019-08-17 13:29 | Comments(0)  

蓮の花

近所のお寺さんに、蓮の花を見にいくことが頻繁になった。白と赤の蓮の花。ほんとに美しい。
満開に開いた花にミツバチがたくさん集まっていた。
今朝は6時に行ったので、いつもそのお寺さんに集まってくる人たちがちらほらといて、とても感じのよい朝のコミュニュケイションができた。ついでに、朝のお経の時間にも出て、お線香まであげてきたけれど、私は檀家の人でもなんでもない。
その人たちは剪定はさみを持っていたから、その後庭の作業をするのだろうか。

タイでアユタヤを訪れた時、ちょうど水かけ祭りの日で、水もかけられたけれど、その時蓮の花を束にして、あちこちにおいてあった。きれいだな、と初めて思ったけれど、日本の蓮の花のあり方とはちょっと違うようだ。蓮の花の連想はお寺さんだけれど、タイではふつうに、ひまわりとかチューリップのように日常を飾る花のような印象を持った。

タイの空港を飾っているのは、私が知る限り、蘭の花だから、中で生活してみると、蓮の花も違う意味を持つのかもしれない。
一体いつ頃から、花を切って、お供えにしようと思ったのだろうか。

# by sakura_mohila | 2019-08-10 13:17 | Comments(0)