人気ブログランキング | 話題のタグを見る

新製品

新製品_f0202221_17193151.jpg
サクラモヒラのテイラーのレジャさんが、メッセンジャーで連絡してきた。コンピューターを経由し送った注文の製品ができて、写真を送ってきたのだ。とてもかわいい製品ができた。しかし、布が足りない。布を増やしてくれ、と要求してきた。
増やそうと思って、シラーズさんに連絡を入れたら、ただいまダッカはロックダウンで車お移動ができない。それが終わったら、生産の手配をする、という返事だ。
ダッカの人たちも不便を託っていることだろう。しかし、行き来に難儀しているうちに、新しい方法でそれなりに進んでいることがある。そしてこの新しく進んだやり方で、次のステップに移行することができrつのではないだろうか。
こちらが、そのステップを認めることができずに、元に戻った、ということがないよう、今のうちに知識と心構えを整えておかなければならない。ほんとにそう思うのだ。
簡単なことではないけれど


# by sakura_mohila | 2021-05-12 17:31 | Comments(0)  

CALICO by 小林史恵 

CALICO by 小林史恵 _f0202221_16045617.jpg
レコードプレイヤーが、現在使えない状態にあるので、毎晩YouTubeを聴いている。うるさくもなく、邪魔にならない音楽が中心になるが、なぜか毎夜、フォーククルセイダーズとかダークダックスとかの背景音楽ばかりが聞こえている。「イムジン川」などはほんとに名曲だ。それと同時にこれらの歌が流行ったころの服装や言葉がとても心地よい。そんなことを思うのに、自分の服装や言葉になぜ無神経なのだろうか、と少々反省することばかり。しかしなぜかいつも出てくる質問は「この方はまだご存命なのでしょうか」それくらいに、時は過ぎてしまったのだ。
小林史恵さんというCALICOという布の芸術をプロデュースしておられる方が書かれた本はまことにおもしろかった。インドが活動の拠点なのだけれど、インドとヨーロッパの関り、日本の関りがほんとに興味が尽きなかった。インターネットで足りない知識を補いながら、なんとか読み終えたけれど、折にふれてまた、あちらこちらのページをめくるだろう。
そんなことをしているうちに、自分のベンガル語のテキストが、一生懸命に勉強した人のようにぼろぼろになった。やはり現地語を使いこなせてこそ、深まる知識はあると信じる。通訳をしてくださる方がいて、生活の不便はないけれど、近頃、通訳が自分の意図にぴたっと合わないのでは、と感じ始めたのだ。それに加えて、村の人たちはメモをきちんと取る習慣がないから、いつしかのうちに、ずれが生じるのではないだろうか。
といいつつ、自分もメモを取るのが超苦手だ。たまにメモを取っても、後で、取ったメモの字も意味も分からない、という体たらく。サクラモヒラをスタートさせようとしたハクさんもメモを取らなかった。しかし彼は記憶力が抜群であった。電話番号もメモなしであった。
ある時、彼の記憶が突然消えてしまった。
その後の家族の混乱は想像にあまりある。まだ携帯電話のなかった頃のできごとである。



# by sakura_mohila | 2021-05-10 16:29 | Comments(0)  

ばらの名前

ばらの名前_f0202221_14304544.jpg
”Nome della Rosa" Umberto Ecoの著作の「薔薇の名前」という小説が大好きだ。もうかなり昔に読んだ本だが、黄色く変質した紙になっても、もう一度読みたいと、そのまま本棚に並んでいる。薔薇は、何株持っているだろうか。大した世話もしないけれど、ついつぃ庭の隙間を見つけては買ってしまうのだ。ここに咲く赤い薔薇の名前は「Leonardo da Vinci"。実は、色違いでもう一株持っている。
バングラデシュと薔薇は、連想が難しいけれど、実はバングラデシュの冬は薔薇の季節だ。バラ園で見た光景は今でも忘れられないくらい自分の心に深く住みついている。
そこは薔薇がきれいだったと言うよりは、薔薇の世話をする人たちの時間の流れがとても優美だったのだ。かつてそのようにエレガントな光景を見たことがないと思えるほどに。
1月のことだったので、セーター1枚がちょうどよいくらいの気候だったけれど、農園で働く人たちは、いつものように、一年を通して同じ服装。ルンギとシャツ。薔薇の手入れをしていたのだけれど、そこに流れる時間は、動いているようで、止まっているような感じだった。霞の向こうに農園の人たちがいたのだけれど、皆、霞の食事をしているのではないか、と思うほどに動きのリズムがゆったりとしている。何本世話して1000円とか、これを売ったらいくらとか、という現実がだれにも感じられない。
ゆったりと流れる時間とばらがあふれる光景。夢の中の光景のように美しかった。バングラデシュでこのような光景に出会うことはそんなに多くはないが、日本だってそんなに多くはないように思うけれど。ヨーロッパの薔薇の庭にもいくつか行ったけれど、この薔薇の農園が天国の写真のようだ、と私は思う。
もういちど、あのあじさんたちの働く光景をみたいなあ!


# by sakura_mohila | 2021-05-09 14:54 | Comments(0)  

新聞から

新聞から_f0202221_12012360.jpg
暑くなりました。もう夏に向けて心構えをしたほうがよい時かもしれない。
バングラデシュのThe Daily Starという新聞を読んでいたら、歴史にしばしば登場するブリガンガ川が、狭くなって、Ⅴ字型に土が堆積して張り出し、大きな船の転覆事故が増えているのだそうだ。そういえば、そろそろラマダンが終わりになる時だ。例年なら、つりあがった値段でも、遠距離バスや船のチケットをなんとかして手に入れて、皆、鈴なりに乗って、故郷に帰るはずなのだ。鈴なりに乗客を乗せた乗り物も転覆して事故を何ども起こしたけれど、それだけが事故の原因ではないのだね。いずれにしても、チケットが倍になろうと、3倍になろうと、詰め込み事故が起きそうでもそうでなくても、皆、故郷に帰りたいのだ。故郷には何があるのだろうか。
今年は、ロックダウン中につき、バスも50%に制限されている。しかし男性たちがマスクをして、広々と座席に座っていた。帰省するのに、マスクのせいで、だれも嬉しそうな顔に見えない。
街の中で、人はどのように暮らしているのだろうか。
日本の生活形態がリセットされたように、バングラデシュでも、同じことが起こっているに違いない。だいたい、混んでいないバスなんて、写真であるにせよ、初めて見た。でも、バングラデシュのダッカこそ、リモートの仕事形体が進んだら、交通事情の悪さは、少し悩みではなくなるかもしれない。
コンピューターの生活スタイルと縁のない私のプロジェクトの人たちは、この変化の波にうまく乗れるだろうか。変化がなにであるかも、実はぴんときていないかもしれないね。


# by sakura_mohila | 2021-05-08 12:21 | Comments(0)  

産業革命

産業革命_f0202221_13450310.jpg
”The journey of CALICO: the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS"という本を読み始めたら、興味がつきない。インドの布に絡んで、イギリスの産業革命が色濃く関わってくる。ある程度の想像はできたものの、今やインターネットを通して、いろいろな知識が深くなるばかりではなく、You Tubeから産業革命が始まった当時の様子が映像で見られるのだ。「飛び杼」がなにであるかをしらずに、インターネットにアクセスすると次から次へと知識が広がって行く。飛び杼を発明したジョン・ケイ、紡織機、キャリコなどなど、ページ数は進まないのに、知識はどんどんと詰め込まれて行く。そしてその話は、インドはもとより、本国イギリスにおいてさえ、暴動を巻き起こしながら、進んでゆくのだ。
これまで、イギリスは一方的に富を蓄えて、インドのみならずアジアであこぎなことをして懐を肥やした、とばかり考えていたけれど、産業の革命がもたらした社会の変化は、だれにとっても避けようがない出来事だったのだ、その特典を受ける人と失う人。いつも裏と表が存在するのは、自然の摂理だ。
そんなことを思いながら、早くバングラデシュの社会をもう一度見たい、という気になった。新しく見えてくることがあるにちがいない。
パンデミックの収束の頃には、少し知識も増やしておきたい、と切望するようになった。


# by sakura_mohila | 2021-05-05 14:08 | Comments(0)