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米の始まり?

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我が家の屋上の庭に、稲のような、草がどんどん大きく育って行く。抜こうとしても、根を強く張っていて、引き抜けないので、はさみで切ることにした。切ろうとして手に束ねたら、黄色いいじゃうじゃがいっぱい稲のような花のあたりにくっついている。虫だと思って、ぶりっこではないきゃっという声をあげてしまった。幸い、あたりにはだれもいない。しかしよく見ると、おしべのような花だ。それも色あせたような黄色い花だ。
道端とかどうでもいいようなところにある草で、いつも身近で目にしている草に違いないけれど、意識して花を見たのは初めてかもしれない。どうして、虫なんかに嫌悪を感じているのだろう。
その昔の昔、稲を見た人は同じ気持ちを持ったかもしれない、と考えてしまった。なぜかというと、その草はまさに稲のようないでたちをしている。中身は違えども、実のつき方も同じだ。
どうやって、そこから米を収穫して、食べようと思ったのだろうか?
そのように想像を働かせると、草に深い興味をおぼえる。


# by sakura_mohila | 2021-05-19 17:11 | Comments(0)  

言葉

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昨日、ある方がギャラリーにお出かけくださいました。その方は、バングラデシュに行かれたことがあり、サクラモヒラの村の女性たちや職人さんの話を聞くことを楽しんでおられるようです。ご自分でもバッグの作家さんであり、作る人や素材や作ることの哲学を持っておられますので、話が弾みました。
村の女性たちのことをあれこれと話しているうちに、ほんとにサクラモヒラの女性たちに会いたくなりました。
彼女はとてもやさしい方のようで、彼女と話ながら、今まで村の人たちにぶつけた”キツイ”言葉の数々を胸が痛くなるほどに思ってしまいました。とても反省!しかし私はキツィ性格なので、自然に出てしまうキツイ言葉遣いです。
落ち込んでいる時は妙にやさしい性格になって、自分の落ち込みと反省でダブルに苦しくなってしまいそうだ。
しかしそれに耐えて、進歩したり、開花した村の女性たちの創造性はあっぱれだ。
反省もむなしく、またキツイことを言いそうだけれど、それでも会いたいなあ!




# by sakura_mohila | 2021-05-17 12:07 | Comments(0)  

視点

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布の本や藍の本を、近頃はよく読む。ほとんどは英語で読むけれど、先日は日本語で、「CALICOのインド手仕事布案内」(小林史恵著)を読み終えた。布の背景や歴史が紡いできた布と人間の生活の話は尽きることのない興味を掻き立てる。自分が過去に読んだ歴史の事柄と視点が違うことがある。
例えば、インドでは一級織り職人さんたちの指が切り詰められて、織物を出来なくしてしまった話だ。ずっと英国はなんてひどい国だろうと思っていた。問題はその視点しか持っていなかった。
ところが、本の中に出てくる言葉が分からないものだから、インターネットで調べると、いろいろなことがわかる。しかもそれはたまたまイギリスの産業革命のビデオで、イギリスが制作したものだった。だからイギリス国内の視点だ。当時の子どもたちの過酷な労働は、見るに絶えなくて飛ばしてしまった。
産業の発展はめざましく、もっと、もっとよいものをよい条件で、と求めていろいろな発展があったわけだけれど、はたと思いついたのは、その指のカットのできごとと子どもの過酷な労働と同じラインにあったのではないか、ということだ。
どちらにしても、今の状況から見たら酷い事実だ。でももし自分がその当時に生活している状況だったら、同じ気持ちでいることができるだろうか?
学校時代に学んだ産業革命も、少し違う視点で、見えてくる。
ひょんなことから私はバングラデシュに30年近く関わることになったが、乗りかえの時に、香港、マレイシア、シンガポール、タイなど、違った中継地を取ることで、西洋とアジアの関りが見えて興味をそそられた。日本にいる時とは違う西洋国との関りがみえてきた。
なんだか、別々に学んでいた西洋と東洋が、パンデミックのごとくに同じ土俵で起きていることのように思われる。
それで、布のことに関しても、また英語で読もうと思った次第。


# by sakura_mohila | 2021-05-16 12:29 | Comments(0)  

アマリリス

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アマリリスが咲く頃になった。丈夫な花だ。世話と言うほどの世話は何もしていないのに、毎年律儀に花をつける。初めは、毒々しい色がいやであったが、なぜか今は花が可愛らしく感じられて、楽しんでいる。
アマリリスのメロディも、ほんとにかわいらしい。ルイ13世が作曲したということだが、ハープシコードの演奏で聴くと、ほんとにかわいらしい。当時の楽譜も、単純で、なんだかほっとする楽譜である。曲に合わせて踊ったものであろうけれど、当時の生活のリズムが思われて、とてもほっとできる。


アマリリス

# by sakura_mohila | 2021-05-15 13:22 | Comments(0)  

夜明けに

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ラマダンがあけたようだ。昨夜はたくさんの「あめでとう」のあいさつがメイルボックスに入っていた。ダッカの大家さんに電話をして訊ねたら、コロナの感染者は減っているということだ。人は郷里の村へ帰るに違いない。電話の向こうでおしゃべりの声が聞こえてきた。集まって、ご馳走を食べているにちがいない。バングラデシュ人は、集まって食べて、しゃべることが大好きなのだ。
今朝、ラジオを流していたら、家族以外の人としゃべる時には食事の時でもマスクをするように、と言っていた。とても日本的だ。とても気が滅入っていて眠れなかったので、夜明け前に屋上の庭に出てみた。白み始めた空に、昨日の雨が植物をカバーしていて、花がとても美しく見えた。自分が落ち込んでいるから、なにかとても力が湧いてくるように思われた。それで、元気がでてきた。自分はほんとに安上がりにできている。いろいろな緊張は成長の糧だと、思えるようになったから、もはや失望は大丈夫だろう。それくらいなんでもないことに、心を縛られていたとも言えるなあ。
バングラデシュを思い起こせよ!彼らは、家族を養ったり、生活を向上させようとして、世界のどこにでも行っている。その昔西洋人たちは、アジアに来て、お茶、藍、布、スパイス、宝石などで大儲けをした。彼らも冒険心とお金のために、どこにでも出て行ったのだ。海も空もものともせず、邁進するパワーもすごいね。
人間はそれほどまでに、力を持った存在なのに、ちまちまと思い悩むのは、ほどほどにしておこう。それにしても、小さなことが気になってしまうんだよねえ。反省!


# by sakura_mohila | 2021-05-14 12:43 | Comments(0)