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紅茶と世界

近くのお寺さんに、5時に行ってきました。目的は蓮の花。
白い蓮が、日の光とともに、静かに、静かに花びらを開いて行きました。花びらが開く時間も、音がするようで、しないのか、音がしないのか、動いているのか、静止しているのか、それでも地球の動きに合わせて開いているようで、見入ってしまいました。そして今朝は、赤い蓮が開くのを見に行きました。
お寺さんの境内も、お堂もほんとにきれいで、散歩のコースになってしまいそうです。

「お茶が世界を買えた歴史」という本を読みました。大航海時代は航路を発見していきましたが、それに伴い、お茶、砂糖、銀、木綿やシルクなどが大きな取引の材料となり、それゆえに、歴史的なレベルで事件を連ねていったことを知ると、ほんとに感無量です。
紅茶などは、香りが高い、おいしい・・・などと無邪気に楽しんでいましたが、人気の裏で、利益が動き、それに群がる人が動き、と人間の歴史のページを埋めたのでした。
自分がたまたま扱うことになった木綿やシルクも、関連していて、深い興味で読みました。
学校で教わった歴史の、なんと淋しい内容であったことでしょうか。数百年前の人たちがほんとに身近に感じられます。

# by sakura_mohila | 2019-07-31 11:47 | Comments(0)  

花火

大宮の花火の夕べは昨夜でした。
毎年、花火を楽しみにしています。夜空に咲く花も華やかで、夢に満ちたものですが、近頃は、花火を作ったり、打ち上げたりする職人さんたちに心が行きます。
夜空をキャンバスによく、花火の構想を描き、しかもそれを作り出すことができる能力、これはほんとに賞賛にあたいします。しかも河原で、命を張って火をつける・・・緊張に満ちていて、なにかに朝鮮しているようでいて、わくわくしませんか。
暮にバングラデシュで花火があがったけれど、楽しさもなにもない花火でした。音が聞こえました。

いつから、このように夜空のアートを楽しむようになったのでしょうか。

砲弾を経験した人は、あれが火を噴く砲弾のように見えて耐えられないそうです。

# by sakura_mohila | 2019-07-29 11:47 | Comments(0)  

感受性

サクラモヒラのギャラリーは、今月半ばから「さをり」さんという手織りの場所と隣り合わせています。
朝、ギャラリーにつぃて、ガラスのドアをあけると、すでに数人の女性たちが織機に向かって作業を始めていました。
自由に糸を選んで、自由に織り上げるというコンセプトです。
すぐに目に入ったのが、その女性たちの着ておられる色でした。自由に選んだその服装と自分の好きなことをしているという満足感の表情がつよく印象に残りました。
自分は、このように自由に自分の好みを謳歌しているだろうか?
もしかしたら、しているかもしれません。していないかもしれません。
自分の感情を表現するのがへたな部類の性格だと思いますが、その前に自分の好みをきちんと見つめたことがあるのだろうか、とふと思いました。もしかしたら、好みを持っていないのかもしれません。
そう思うと、自分の時間や自分であることを楽しんでいる人たちをほんとに羨望してしまいました。

あまりいい人のふりばかりしないで、自分を見つめることを意識してみようと思います

# by sakura_mohila | 2019-07-26 17:29 | Comments(0)  

感受性

夕方、コンサートに出かけるために街を歩いていたら、夕焼けが一面を染めていました。赤い色だけれど、朝の光とはまるで違う、濃度の濃い太陽の色です。
朝なら、光が上にあがるような赤なのに、夕焼けの赤は、周りを静かに染めている赤だ。太陽の色なのに、こんなにも違うものなのだ、といつも興味をそそられる。
昨夜は五月女慧さんのピアノコンサートにでかけ、ピアノもさることながら、彼女の感受性がすばらしいと思いました。コンサートには、無趣味な私としては比較的よく出かけますが、昨夜のコンサートは、色がついていて楽しかったです。
朝焼けと夕焼けの色のように、わずかなことが、コンサートに影響を与えて、色をつける。ほんとに楽しいことです。

ヨーロッパに行くと、毎晩のように小さな近隣のコンサートに出るのを楽しみにしています。
違いってなんなのだろう。日本にいても、毎晩のようにコンサートに出たい、と思わないのです。
ほんとに違いはなんなのだろう。自分の時間に対するゆとりかもしれませんね。

# by sakura_mohila | 2019-07-25 11:26 | Comments(0)  

届いた荷物

6月にオーダーしてきた荷物の2番目が昨日到着しました。
スタッフをふくめて三人で、荷のチェックをしながら、キャーキャーと興奮してしまいました。

数日前から、サクラモヒラのフロアで、「さをり」さんが営業を始めました。
今までは、本屋さんのスペースだったので、果たしてどのような展開になるだろうと、結構ない頭を使っていたのですが、
サクラモヒラの荷をほどく傍らに織物の作業があるのは、とてもよいマッチングです。
両者で話し合って、垣根を取り払い、あたかも一つの組織が運営するような形態にさせてもらいました。
おりしも夏休みと重なって、小学生さんが織機に向かっています。
また、今日は8月の3日、4日に開催されるポジャギのグループさんが、窓辺にポジャギの展示の作業をしています。
どれも、とてもよい雰囲気で、このような場所ができたことはほんとに感謝です。

ポジャギの展示は8月4日まで。4日のウォークショップが終わってから、撤収になります。
この機会に是非、ご鑑賞ください。

# by sakura_mohila | 2019-07-24 14:21 | Comments(0)  

プログラム

そろそろ次にダッカに行くことを考える時だ。
フライトチケット、ヴィザ、次の仕事の予定・・・などなど、尽きることがなく、計画がある。
なかでも、村の女性たちのプロジェクトは大きなプログラムであるが、こちらが思うほどには彼女たちが進行していかない。
独立して、自分の仕事は自分で作るように。ついてはお金はかしてあげるから・・・と言っても、なかなか実行にいたらない。
しかし自分もそうだったから、彼女たちのためらいも理解できるような気がする。
しかし自分も自分の背中を押し続けているから、彼女たちもそうするべきだと思うのだ。
彼女たちは、子どももいて、夫の出稼ぎは給料が低いと涙するが、それを打開できるのは自分だけだ。しかも、そのためのよい条件を提示しているのだから、当然だと私は思うのだ。
サクラモヒラのような小さな組織でさえも、運営するとなるとさまざまな仕事やそれに対処する能力が要求されてくる。ほんとうに次から次へと押し寄せてくる。自分にムチばかりあてているけれど、今わかったことは、だからこそのおもしろさが生まれるということだ。
さて、それを彼女たちにどうやってわかってもらおうか?

# by sakura_mohila | 2019-07-22 11:02 | Comments(0)  

オリーブの苗

鉢植えのオリーブの苗が、元気がない・
オフィスを初めて借りた時、100円ショップでコーヒーの苗を買った。
すくすく育って、昨年は実をつけた。今年も葉を茂らせて、ギャラリーの窓辺を飾っている。このコーヒーの木は、サクラモヒラの歴史と友だちだ。
大宮に移った時、オリーブの木を買った。100円ショップではなく、園芸店で買い求めた。そこに1種類では結実しない、というようなことが書いてあったので、2種類を追加。3種類のオリーブの木を植えた。夢に溢れて、廊下に並べたら、大家さんからぽつりと言われた。「廊下は安全のために物を置かないのが鉄則でして…」
しかし2鉢は枯れてしまい、1鉢はギャラリーで、がんばって働いている。実はつかないと思うけれど、お部屋のアクセサリーとして。もう一鉢はいただきものである。まだ数か月だけれど、気が付いたら葉が落ちている。急に心配になって、朝に夕に、見ているけれど、復活してくれるかな?
昔、昔にいただいた、三友花という沖縄の花がある。挿し木が増えて、今ではギャラリーの一鉢を含めて3鉢ある。家にある方は、冬以外は庭にだすので、葉がごわごわとして、いかにも日に焼けた働き者の農婦のようだ。ギャラリーにある木の葉はみずみずしく、さわやかな緑で、ほんとに温室
育ち。窓辺で燦々と陽を浴びていながら、シルクのカーテン越しの陽で、深窓の令嬢とはこういう人をいうのだろうか、と時々思う。しかし小さな、小さな虫がつき、取り払うたびに、密かに思うこと大である。

# by sakura_mohila | 2019-07-20 10:44 | Comments(0)  

ダッカにいると、靴が必要な時がある。
道路事情が悪いので、ダッカに行く時には、捨てそうな靴を履いて行く。夕食の招待が予想外に入ると、とまどって、靴を買いたいと思うけれど、買いたい靴など見たこともない。
街の人たちはサンダルを履いている。働く人たちはゴムサンダルを履いている。ビジネスの人たちは普通に革靴を履いているけれど、街の中で靴下やさんは見たこともない。どのような場所で靴下をかうのだろうか。
富裕層の若い女性たちは、ヒールの高い靴を履き、それは金色や銀色だったりして、まるで日本のダンスパーティさながらである。富裕層にぞくする婦人たちは、絹のすばらしいサリーを着て、宝石を身につけ、豪華さを身に纏っているけれど、サンダルたるやゴムだったりする。
そんなお国柄だから、こちらの基準にのっとった靴などあろうはずもない。
しかし、空港で見る限り、外国に出かける人たちは皆靴を履いている。一体どこで調達してくるのだろうか。

その昔、バングラデシュの革は豊富で質がよく、靴底として大分入ってきていたのだ。まだバングラデシュという国の名前さえ、多くの日本人に馴染みがなかった頃に・・・

# by sakura_mohila | 2019-07-19 15:47 | Comments(0)  

プロの仕事

八百屋から普通に買ったブドウを小分けにしようとして、はさみを持つ手がとまってしまったよ。
小さなブドウの一房のどこを見ても、実がびっしりと盛り上がって、茎は上にしかでておらず、はさみの先端さえも入る余地を残していない。びっしり!
家庭の庭に育ったブドウは、一生懸命に育てるけれど、茎も実もほどほどのゆとりの距離を持って実っている。考えなくても、はさみは簡単に入る場所を見つけ、小分けにできてしまうのだ。
つらつらと、考えるに、野菜も果物も、それで生活をしようとしている人たちは半端ではない質の農作物を生産しているのだ。

こんなことに気が付くと、八百屋さんの店先に並ぶ野菜や果物がいろいろなことを語りかけてくる。

1)まず生産者が高い基準を目標とすること
2)それに向かって、ひたすら汗をながすこと

自然災害があるかもしれない。価格が暴落することがあるかもしれない。突然山から猿がくるかもしれない。
しかし、それらは起こってから対処。まずは汗を流して取り組むしかない。

なにかとてもおもしろい物語を読んでいるようだ。


# by sakura_mohila | 2019-07-18 10:06 | Comments(0)  

サイモン&ガーファンクル

夕食のテーブルに、サイモン&ガーファンクルの南極かが流れてきた。大好きなグループなので、つい耳を傾けるというよりは、耳が傾いてしまうのだ。
なによりも好きなのは、Scarborough Fairの歌詞である。特に、cambric shirtには大きな興味をそそられる。しかもそれは、"without no seams nor needlework"という条件が付くのだ。
さらにお囃子のように、"parceley, sage, rosemary and thyme" と繰り返される。

イギリスの中世の暮しを思いながら、ハーブ売りの呼び声を想像したり、cambricという布を想像したりする。当時イギリスには綿がそれほど流通していなかったから、ひょっとしたら、インドのモスリンなのだろうか、などとおもってみたりしながら、この歌の背景を想像して止むことがない。

自分にとって、バングラデシュの小さな村との関わりがこれほどの意味を持ってくるとは、想像さえもしなかったけれど、なにかにつけて、ヨーロッパの文化の背景が顔を出してくるのだ。

# by sakura_mohila | 2019-07-17 15:14 | Comments(0)