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コミュニュケイション

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風の音がピューピュー聞こえてくる。この音が聞こえると、春が近づいてきた、という知らせのような気がする。それほど強い風ではないが、Gallery Sakura Mohilaは5階にあるから、音が強い。春が近づいて来ている音だろうか、冬の女王が去ろうとしている音だろうか?
先日、劇団四季の「ANAと雪の女王」を観てきた。劇団四季がオープンしたばかりの時、「コーラス・ライン」を観たけれど、その頃に比べて、ほんとに進化がわかるような舞台のパフォーマンスであった。昨今、コンピューターを駆使しての舞台になるから迫力もちがうのだけれど、技術も舞台の能力も上がったのだ!
舞台装置のみならず、ショービジネスの進化にも大いに感動を受けた。たゆまず進んで行くって、実はすごいことだね!
「コーラス・ライン」では、体形が舞台に立つ人でさえもいかにも日本的で、そのような体形で、西洋の劇をしてどうするのだろう、という感想をかくせなかったけれど、それさえも、数十年の月日の中で解決していた。
ところで、サクラモヒラの女性たちだが、ペースはともかく、進化していく様は同じである。しかし、長く続けたがために、どうしても困ることがある:コミュニュケイション。言葉ではない。それ以前の何かがピンボケなのだ。
たとえば、私の質問;”How is your village business going?”
      答え;     ”I'm fine, thank you。When do you come?”
このような調子で、質問と答えがかみ合わないから、顔と顔をあわせないと、物事が進んでゆかない。
遠隔地からのコミュニュケイションはできる、と言われるけれど、道具立てがあっても、ベイスは簡単には稼働しないのだ。
しかし、いつも、彼女たちに会いたくなるから、そういうことか!



# by sakura_mohila | 2024-01-26 15:39 | Comments(0)  

「マンゴウの実る時」

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鯉たちが、地下水が落ちる場所にかたまっていました。その場所が暖かいのでしょう。これは日向ぼっこでもないし、なんて呼ぶのだろう。皆、何を話しているのだろう。水ぬるむ春が恋しいのだろうか?これって、鯉しい????
印刷屋さんから、レターパックが届きました。まもなく形になる本のできあがり仕様の本が入っていました。2月5日のダッカ行には、まにあわなさそうだなあ!
この本は、ダッカやナラヤンプール村の女性たちと、来し方の思い出を分かち合いたいと思います。
長い間、遠慮もなく要求して、今は村の女性たちを仲間のように思っています。要求することは、もっと、もっとあるけれど…皆、よくついてきたねえ!
きっと打たれ強い人たちにちがいない。
こんなことを書きながら、ダッカの富裕層の家庭で、田舎から出てきて、住み込みで働いている子どもが、きびしく叱られているシーンを思い出してしまった。皆、おとなしく下を向いて、従順に聞いていた。泣き出す子さえ見たことがない。
打たれ弱い老年の私は多いに反省する。まったくみっともなく、影でわめいたり、しおれたりしている。ここに書いて公にし、深く反省します。
しかし、私が村の女性たちの前で、わめいたり、泣いたりしたならば、効果はてきめんだ。皆、あたふたとすることだろう。私にやさしい言葉を言ってくれるかもしれない。しかし、彼女たちの成長は決してなかっただろう。皆、鬼であった私に感謝してくれ!まだ鬼はやめていないけれど。
「鬼より怖い鬼」として表彰されたら、もう鬼はやめるからね!


# by sakura_mohila | 2024-01-24 15:14 | Comments(0)  

梅の花

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紅梅も白梅も咲き始めている。いつも」ほんとの春になる日を首を長くして待っているような気がする。
今日の「お話会」はTuesday Afternoon Teaと名付けて、準備をする。今日のテーマは「Khadi」の歴史やその他もろもろの話として準備をした。が、話はそれにそれて、バングラデシュの古都にある、Khadiの織場をめぐる話になった。
Sakura MohilaのKhadiは、Comillaという古都の古い織場から来ている。綿の織物は人間の生活とほとんど共にするかのようにあったけれど、Khadiの歴史は古くない。なぜならKhadiは、インドが英国の植民地支配に反旗を翻して1921年、ガンジーが始めたものだからだ。他国品の不買運動という形で始まり、その運動はかなり強烈だったのだ。裏を返せば、その強烈さに値する理由があったということだろう。
Khadiはガンジーがチャルカを回して糸を紡いでいる写真をよく目にするけれど、それは上等な糸ではなく、農民たちが着るような素朴な糸を紡ぎ、織りあげる。そしてそのそぼくな肌触りが気持ちよく、先進国では人気のようである。ヨーロッパでは」その気持ちよさをファッションとして定着させ、カディの服を個性的に着こなすマダムたちもいるようだ。
バングラデシュの場合、ちょうど独立のどさくさの頃に成長した職人たちは、新しいコンピューターの社会に対応できず、生活が息詰まっているようだ。伝統産業は、常にそのような問題を抱えるのかもしれない。
先進国でカディの人気はあるものの、職人さんたちはその需要を満たすことができるのか、というのが現在抱える問題だ。
2月に、現地に行ったら、そのような点も、よく見てこようと思う。


# by sakura_mohila | 2024-01-23 18:38 | Comments(0)  

EPITAPHより

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暖かな冬の日。こんな日は背中を丸めなくてもいいから、疲れが少ないような…
知人のお庭から蝋梅を頂戴した。もう、そんな時になったんだ。
花が咲き始めるころになると、寒いけれど、春を毎日待つようになる。庭に顔を出したいろいろな芽を見つけたり、木の枝にのぞく小さな芽を探したり…そういえば、みかんの皮がふかふかとしてきた。次の柑橘が出てき始めている。
探し物をしていて、昔、おもしろがって読んだ本を見つけた。この本は処分できずにとっておいたものだ。中でも、時々、思い出すことばがある。
”AWFULENDS” The British Museum Book of Epitaphs
碑文を集めたものだが、とても、とてもおもしろい。アイロニーに満ち溢れた碑文をここに紹介します。
はるか深く、静謐なる墓に眠るは
次々とダイエットを繰り返し、いつも空腹を抱えていた「減量おばさま」
彼女は、細くなって行く自分の姿に目を細めていた
恵み深き死よ、彼女はこの世を去って
どんどん減量に導かれ、今や骨だけになった

Here in a grave, remote and quiet,
Starved by a new "reducing diet"
Lies foolish little Mrs Skinner,
Who smiled to see herself grow thinner;
And kindly death, when she had gone,
Reduced her to a skeleton.



# by sakura_mohila | 2024-01-18 15:13 | Comments(0)  

夜明け前

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冬の夜明けの木を見るのがとても好きだ。張りつめていて、とても美しい。
今朝、散歩に出たら、6時半頃に、空全体がうっすらと明けていた。夜明けが早くなったのだ!しかしこんなに大きく明るさを送る太陽のパワーは、どれくらいに大きいのだろう!視界全体が明るくなるのだよ!のみならず、私の近視眼にはみえていない部分でさえも、太陽の色に染めているに違いない。ほんとにどんなに大きなパワーなのでしょうか?そんなことを実体験しているのだから、自分もあまりに小さなことは考えなくてもいいねえ。
今朝、突然のように思ったけれど、布の歴史をさかのぼってみたら、どんなに興味深いことだろうか。ただ、文字や写真で遡るのではなく、巷の生活の中にそれを見つけてみたい、と思うのだ。
2月5日から、ダッカに行ってきます。できる限り、布の原点を探りながら、布や産業革命によりもたらされた普及品の綿などのいろいろを探してみたいと思っています。

# by sakura_mohila | 2024-01-16 11:57 | Comments(0)