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国境

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暑い日に、ばらが咲ききってしまった。それで今朝は咲ききったばらを切り取った。切り取っていても、そのばらを捨ててしまっても、ばらの香りがしてくる。なんと優雅な香りがするのだろうか。品種は「オフィーリア」。
庭の世話をしていると、みつばちが飛んでくる。そのようなみつばちを見ていると、野ばらが欲しくなる。「小川未明」の「のばら」をまた読みたくなった。国境を護る兵士の話だ。
住んでいる街の線路沿いに野ばらが咲いている。だれが手入れをしているのだろうか。今を花盛りに白い花が咲き乱れている。枝を切って、挿し木にしたら根付くだろうか。
国境のガードは責任が重い。だから銃にすぐ手が届くように構えている。
バングラデシュで、日本からの訪問客を案内して、インドとの国境の村落を歩いたことがあった。その国境は有刺鉄線がめぐらされて、さらに緩衝地帯があった。どことなく田園モードで、平和な雰囲気のする国境線だった。10人くらいの女性たちが頭に薪を載せて歩いてきた。彼女たちは恵まれない女性たちで、バングラデシュに薪を売りに入ってくることが許可されているそうだ。どんな所で薪を売るのだろうか?
その国境沿いの村は、木の中にあり、緑豊かな場所であった。ナンを焼くらめの竈もしつらえてあった。鶏が自由に走り回っていた。有刺鉄線の国境が見えている。
シレットというお茶の産地に行った時も国境線に接した。そこはガードのブースがあって、ガードはきりきりとブースの中にいた。
お茶の産地として、多くの人たちが訪れるので、中には「コラッ!」という輩もいるのかもしれない。
日本にいると、国境は海だから、国境のあれやこれやは、エキゾチックなできごとだ。
空を飛べる鳥たちは、自由に国境を超えるであろうが、鶏や孔雀は、ひきさがってしまうのだろうかなあ?



# by sakura_mohila | 2022-05-06 12:07 | Comments(0)  

電話

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イスラムの国で、ラマダンが明けたようだ。たくさんの電話が入った。けれど私が待っていた電話は一つだ。
「ダッカの人たちも、村の人たちも待っています。もう飛行機のチケットは買いましたか?」
2年半以上も行っていないので、実は一番気になるのは村の女性たちだ。彼女たちの村からは、航空便は送れない。また、そうしようという挑戦意欲もない。しようと思えばなんとでも手段はあったであろうに、彼女たちはそこまで考え付かない。また、語学力も不足していて、次の手段に移ることが難儀なのだ。
その点を、今度あったら詰めようと思っているけれど、なかなか手強い。
しかし、「教育がないから」という言い訳はさせるもんか!
私は彼女たちに成長を望むのだ


# by sakura_mohila | 2022-05-04 16:41 | Comments(0)  

Shakespeare

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英国で、Shakespeareの生地に、なんどか
旅をしたけれど、そこで面白い版画を見つけて、いっぱい買ってきた。Shakespeareの劇、マクベス、十二夜、空騒ぎなどの版画である。当時の版木を再生したものだが、とても面白い。たとえば、"The Winters Tale" のWは、”VV"となっている。そのほかにも当時を想わせる英語の使い方で、まるで数百年をさかのぼっている気分を十分に味わえる。全種類をかってきたのだけれど、少しこだわりがあって、その版画の衣服を全部見てみたが、衣服の模様はどこにもない。当時の衣服には模様がなかったのか?それとも版画の技術が及ばなかったのか?

版画は、ABC ビルディングのホールに、3枚づつ展示します。5月の半ばに交換して、2回の展示となります。
16世紀の英語やプリントを、どうぞお楽しみください


# by sakura_mohila | 2022-04-30 16:22 | Comments(0)  

シャーロック・ホームズ

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さわやかな季節。緑が美しい季節。百千鳥の季節。花の季節。筍の季節。蕗の季節。菜の花の季節。春はなにかポジティブなイメージとともに過ぎてゆく。わけても、ばらの花がほんとに楽しみだ。
毎週、水曜日の9時からは、シャーロック・ホームズの番組にくぎ付けになる。俳優さんも大好きなのだが、なによりも、ビクトリアの時代を見るのがとても楽しい。時々、ビクトリアの時代はバングラデシュだ、と錯覚する時もある。
猿が出たり、毒蛇が出たりと、当時の英国が世界に食指を伸ばし、富を謳歌していた様子が垣間見えて、見ても、見てもあきることがない。かてて加えて、舞台となるマナハウスがすばらしい。地方の風景がすばらしい。
そしてところどころに見えてくる、庶民のどうしようもなさ、がこれまた興味をそそるのだ。
英国は世界の富を集めていたかもしれないが、お金がのしあがってくるほどに、そこから縁遠い人たちの生活は大変になり、お金が目当ての価値観が支配してくる。しかも不思議なことには、持てる人はもっとお金に貪欲になっていくのだ。
ホームズは、天才だが、麻薬に頼っている、というのも人間くさい。当時の
文人社会に蔓延した麻薬の文化も思われて、時代劇はほんとに楽しめる。
シャーロック・ホームズの時間が終わると、次の曜日までの日を指折り数えるという体たらく。
しかし楽しみは、楽しみなのだ!


# by sakura_mohila | 2022-04-28 17:44 | Comments(0)  

ブロックプリント

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今日は、実は古い、約20年の古さの服を着た。その結果は好評で、結構注目されてしまった(服が)それは、バングラデシュのマーケットにまだ、よい素材があったころの手織の絹に、赤い伝統模様のブロックプリントがほどこしてある。妹が自分のために作り、おさがりにしてくれたものだ。
ブロックプリントも絹も、当時はまだあこがれのものがあったのだ。
知らず、知らずのうちに時が経ち、それにつれて何かが着実に変化することを思えば、今のことをもう少しちゃんとこなさなかればならない、と永遠の反省ばかりしている現実だ。
世界の最貧国と言われていたバングラデシュに、実はあこがれの布があったとは、当時は想像さえしていなかった。
あこがれのものって、お金があって、きれいなところにあるとは、かぎらないのだね。


# by sakura_mohila | 2022-04-27 16:47 | Comments(0)