途上国のマーケット

ただ今、Gallery Sakura Mohilaにて、「途上国からの素敵なものマーケット」が進行中です。7カ国の途上国の参加ですが、その中に、カンボジアの「幼き難民を考える」会という出展があります。30年を記念して子どもたちの写真集をだされたのですが、それを見ていて、とても心が動きました。途上国で、日本の方たちが一生懸命に活動しておられる姿もさることながら、その活動もとてもすばらしいと思います。中でも手作りのお人形があって、それは日本から運んだものでもなんでもなく、子どもたちの世話をしている大人たちが、時間を都合しながら仕事の合間、合間に作ったものだそうです。既製品のおしゃれさはないけれど、生活に寄り添っていて、ほんとにすばらしい手仕事だと思います。
ところで、途上国のどの写真を見ても、建物などがしっかりとしていて、バングラデシュの家よりも立派に見えるのはなぜでしょうか。バングラデシュの田舎の家は、こんなに立派ではない。第一、まだ土間であるし、トタンでできている。アフリカの家でさえも、私の村の家よりも立派に見えるのだけれど、これは写真のせいだろうか?それともインドやバングラデシュの家の考え方がそうなのだろうか?しかしそのような場所でさえ、慣れてきて総合的に見え始めると、金持ちであるはずの日本よりも豊かに見えるのはなぜだろうか?

タイ、ネパール、ガテマラ、ホンテュラス、バングラデシュ、カンボジア、トルコの支援グループが出展しています。布製品、とても美しいですから、是非お出かけください

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-16 16:03 | Comments(0)  

おもしろい話

大宮公園を通り抜けてくるのは、いつもの通勤の道で、このルートは歩いて通り抜けてきたいのだ。車を手放し、自転車を買ったのだけれど、なんだかんだと言い訳を山積にして、自転車は置かれたままだ。でもこの公園の道は、雨が降ろうと、風が吹こうと、雪が降ろうと、歩いて、木々との会話を楽しみたい場所なのだ。
公園の道をオフィスに抜ける時、交差点がある。この交差点は、車用には長い時間を取り、歩行者用にはほんとに短い時間の設定である。ところで、今朝はおもしろい光景にであった。年のころ、90歳であろうかと思われる老人が、腰が60度くらい曲がっていて、手押し車を支えに歩いている。信号はちょうど赤に変わり、その交差点を通り過ぎる人たちが次の青のライトを待ち始めたその時だ。急いで(だが、実は早くはないペースで)その人はゆうゆうと単独で渡り始めた。渡り始める前から赤だ。そしてその人は赤の信号を全部使って、渡りきったのだが、その間、交差点をはさんで両側の車は静かに(見える)待ってくれたのだ。
年を重ねて、もたもたするようになると、日本のように効率のよい社会ではなにかと怖気ずくことが多くなり神経質に小銭などを準備し始めるが、時には年を重ねて自然体で振舞うことはとても、見ている人たちにさえ気持ちがよいではないか。

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-14 14:45 | Comments(0)  

菊の花

植えたわけではないのに、どこからか飛来して我が家の花壇に着地した菊の花が、知らぬ間に成長して、花を開き始めた。初めの頃の色さえも変わったようにおもうのだが、自然に庭の住人になったので、はっきりとした記憶がない。深い赤で、ほんとに原野に咲く感じの色だが、室内に飾ると、色が目立たないので、いわゆる「花のない」花に見える。しかし葉を整えていると、その香りたるや、なんと芳しいことだろう。その香りのために、この菊の花がとても好きになる。
どこかからポトンと肩に落ちてきたかまきりが、動きが鈍く、草むらに置いてやろうと捕まえようとすると手足をもがいて、かまきりの貫禄を見せつけようとする。こちらもこわごわ手をだすので、四苦八苦しながら庭の草むらに放した。ほとんど動きはしないけれど・・・
こんなふうに、知らないところで、季節は律儀に進行しているのだね。

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-13 19:03 | Comments(0)  

さいたま夢KANA音楽祭

f0202221_12055004.jpg
f0202221_12063328.png
昨日はさいたま夢KANA音楽祭に出かけました。夕方6時半をまわっていましたが、目的は充分果たせました。「さいたま夢KANA奨学金」の奨学生が発表になったのです。バングラデシュのサクラモヒラの学校のある地域から二人の大学生に奨学金が与えられます。すでに奨学金の準備は出来ていますが、私から受け取りたいのだそうです。1月に行きますので、その時に本人たちに渡してきます。
過去にサクラモヒラから奨学金を支給した二人が、今回はすべての面倒を見てくれました。大学生を選び(人数が少ないのでそれほど大変ではない)、成績が優秀であること、やる気があることをまずチェックして、その家庭の経済状況により勉学をつづけることがむずかしい子を選んだそうです。男女一人ずつ。
そう言えば、その奨学生の先輩たちも、資金が続かずに大学を止めると言っていた時に、奨学金を支給したことを思い出しました。彼らはすでに少し太っておじさん風になり、社会の実力をつけています。彼らが申し出て、二人を選んでくれたことはとても嬉しいことでした。シードのお金がそのままなので、毎年、そのお金が新しい誰かに支給されます。10年したら、どのようになるのだろうか、と楽しみです。

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-12 12:07 | Comments(0)  

明日から新しい展示会です

SAORIという織物の組織があって、それはサクラモヒラのオフィスから数分の距離にあります。その組織と押田謙文堂の3Fを半々で使って、明日から展示会があります。今日の午後はその準備に追われましたが、なんとかディスプレイをしてきました。会場がとても条件がよいので、次第にわくわくしてきます。
また、オフィスのビルではエントランスの壁面をギャラリーとして使わせていただいているのですが、しばらくおざなりになっていました。今日はその準備もして明日、展示を変えます。花は我が家の庭から、秋のばら、2色と椿の大輪と蕾です。椿は柿の木と隣り合わせて植えてあるのですが、柿を採りながら、ふと気がついたら花が大きく育っていたのです。初花なので、直径15cmくらいの大輪でした。重くて何度か花瓶をひっくり返して水をこぼしてしまいました。
展示の絵はシェイクスピアの頃の挿絵を再現した版画です。超素朴で、バングラデシュのブロックプリントがハイテクに思えます。今回展示してあるのは、「12夜」「冬物語」「ヴェニスの商人」です。17世紀当時の印刷の状況が垣間見えて、とても興味深いです。一宮通りをお通りの際は是非ご覧になっていってください。この版画シリーズはいくつか求めたので、時々変わります。
数行のシェイクスピアの文言が入っていますが、これも当時の英語が同時にわかって、結構楽しめます。

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-06 19:09 | Comments(0)  

杜のVientoは明日まで

杜のVientoの販売会は明日までとなりました。5時頃、すでに薄暗い杜をみやったら秋の鶯が鳴いていました。すくすくと上に伸びた木々を見ながら、やっと気持ちが落ち着きました。次から次としなければ行かないことが畳こんできて、ほんとにゆとりのない数週間でした。
なるようにしかならないこともあるのに、ほんとに小人はしょうがないものです。帰りに暗がりでバスを待っていたら、お茶の花が咲いていました。

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-04 18:58 | Comments(0)  

黒ビール

イギリスに行くと、いつも黒ビールを飲む。ビールが好き、というよりは、イギリスの文学の中にでてくるビールが黒ビールではないか、と思い始めて以来、歴史を味わっているような気分になるからだ。そのように信じるようになった根拠は忘れてしまったけれど、Scotの「Kidnapped」という小説の中で、邪悪なおじさんの食事はビールなのだ。というよりは、当時、麦芽飲料という役割ではなかったのだろうか。それでイギリスに行くと、まずは黒ビールを飲みたくなる。しかしコクがあって味がいいとおもうのだが、本人は全くの味オンチ。飲んでみて、その気になるだけの話しだ。
何年か前、シドニーに行った時に、シニアの楽団が演奏しているというバーに行ったことがある。もちろん、皆素人ながら、昔懐かし、の演奏をしながら自分たちが主に楽しむという類のバーなのだけれど、皆、黒ビールを引っ掛けながら楽しんでいた。そして麦芽飲料であるからこそ、つまみたるや、ほんとに質素でいいのだ。
その話をしたら、乗ってきた女子会系の人がいて、今度、イギリスの黒ビールを飲む会をもつことになった。その時までに、文学の中の黒ビールの話を集めなければならない。しかし、自分はなぜ、そのように信じるようになったのだろうか?一生懸命に思い出そうとしているけれど・・・

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-02 12:57 | Comments(0)  

伊奈町の展示会

伊奈町のカフェ「Vient」にて、今日から販売会です。その場所では2回目ですが、なんだかんだと長いことお世話になっているので、実家にかえるようなつもりで行ってきました。あいかわらず、こだわりにこだわったコーヒー、とてもおいしかったです。昼から鴻巣市の「香文木」という手打ちそば/うどんのお稽古室で英語クラスに行きました。ランチにおうどんをいただいたら、とてもおいしかったです。今年収穫した粉ですが、香文木さんは地元で採れた粉と北海道の粉を混ぜておうどんを作ります。奥様がつくるしいたけのお汁もとてもおいしかったです。
何年も前、初めてこの場所に、染め職人さんから連れて来てもらい、同じおうどんをいただいたのですが、その時「これは武蔵武士」の味だと思いました。しっかりとした出汁としいたけのかおりで、これを食べると体が動く、と感じるのです。以来、後味がおいしくて、時々、楽しみにランチをします。
当時はいわゆる「さいたま都民」でさいたまのことをよく知らなかったのですが、今はほんとにさいたまに半分は足をおろした、という心境です。ほんとにさいたまが自分の場所になろうとしているし、できるならこの場所で骨を埋めたい。でも当時は「武蔵武士」のこの味が始めての土地に触れたような感覚でした。


[PR]

# by sakura_mohila | 2018-11-01 18:35 | Comments(0)  

習慣

サクラモヒラのオフィスは3階にある。つい1年前までは、エレヴェーターを使うということは、大きな荷物を運ぶ時以外は、考えたこともなく、さっさと階段を上り下りしていたはずだ。ところがこの暑い夏を言い訳に、なんとなくエレベーターを使うことが多くなっていることに気がついた。はっと気がついて、普段は階段を使うようにしたい。
こんな私だが、バングラデシュの女性たちはほんとに運動をしない。歩くのが遅い。何事につけ時間もかかる。外国の人たちが、バングラデシュは女性の地位が低い、と正しいことを言ってくださるけれど、現実を見ると、なんだか違う感じがする。外国のことは、実際に生活している人ではないと把握しきれていないことが多いので、外の人がとやかく言うのもどうかと思うけれど、現場の女性たちも少しは自覚したらいいのに、と思うこともしばしばある。しかも自分のことを自分で決定できない女性たちも多いのだ。どこの世界でも仕事をして独立したければ、勉強もするし、リスクをとりながらも自分のことは自分で決定するのだ。
そんな訓練がされていないのが、バングラデシュの女性たちである。しかしこれは女性たちに限らず、人任せの人生を生きている人も多いのだ。このような人たちにリードを任せられない、と感じるけれど、これはどこの国でも同じかもしれない。


[PR]

# by sakura_mohila | 2018-10-31 19:28 | Comments(0)  

渡り鳥

秋の青い空を背景にして、公園の池に渡り鳥たちが増え始めた。キンクロハジロ、マガモ・・・旧知の人に会ったように懐かしい時である。久しく見ていないけれど,翡翠が水面を渡る羽の色もほんとに美しい。でもそれが夏の水面だとしたら、それほどの感動はないかもしれない。秋の空気とマッチした風景が展開していることに、日々の生活の慌しさの中で気がついているのだろうか。草の地味な花でさえ、秋に見るからきれいなのだ。
ある場所で、昼にカレーをご馳走になった。バングラデシュのご飯はすべてカレーだけれど、日本のカレーはバングラデシュやインドのカレーとは違う、日本料理だ。「辛口のカレー」だと作ってくださった方はおっしゃったけれど、バングラデシュの「辛い」とは違うものだ。本場の辛いはほんとに辛く、うまみの中にある辛いとは違う。それに当地の太陽がジリジリと照りつける暑さの中では、いかにも唐辛子をかじったような辛さが似合うのだ。だから当地にいて、日本料理を食べたいとは思わないけれど、あの辛さやスパイスにも馴染めずに、結局は現地のお米を日本的に炊いた白いご飯と漬物が一番おいしいと感じる。炊きたての白いご飯(いわゆる外米)がほんとにおいしいよ

[PR]

# by sakura_mohila | 2018-10-30 18:19 | Comments(0)