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漆の雑談

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昨夜の雪に、ちょっとほっとした感がある、今年の穏やかな冬でした。穏やかな冬はありがたいけれど、やはり冬は、雪が降ったり、霜が降りたりする普通に寒い時であってほしいです。
元旦に近くのお寺さんで、お屠蘇をいただいてきました。このお寺さんにある、漆はすばらしい。漆の美を十分に堪能できます。
今日の客人とたまたま、抹茶の話が展開しました。抹茶が海外で人気があり、国内の需要が満たされていないそうです。
初め、”抹茶ラテ”などと聞いた時、世代の古い私たちは、「ギョッ!」としたものです。お茶の味と甘い味のミックスが信じられなかったからです。しかし、今や抹茶とチョコレート、コーヒー、ミルクなどがよい相性として、普通になってしまいました。
金継ぎ、刺し子、友禅など、海外に広がっている話をしながら、自分たちもそれを受け止めて、新しくできる文化を楽しんだり、自分が古い殻を破ったりすることも大切だと、そんな話をいろいろしました。

そんな話題が心に残ったのは、自分がまさにそのように感じていたからです。フランスの雑誌を買っていますが、その中に「麻の葉」「青海波」などのパターンがフランス流にデザインされて、思わず「素敵」と言ってしまうほどです。のみならず、インドやバングラデシュのノクシカンタも、自然な形でフランスの製品に溶け込んでいます。
少し自分の周りを見回しても、唐草模様などペルシャから来た模様のパターンが探さなくてもありました。
クリスマスのプレゼントとして、Sakura Mohilaの村の女性たちが制作したテーブルの製品のいくつかがアメリカに渡りました。アメリカの「家に似合う」と言われて、渡って行ったものです。果たして、どのような形で、定着していくのでしょうか?

ヨーロッパに渡って定着して行ったモザイクや唐草のつる植物のパターンも、歴史をさかのぼると、興味深い事柄になります。
果たして、Sakura Mohilaが、どのように、知らない場所に定着して行くことができるだろうか、と想像するだけでも、楽しくなります。


by sakura_mohila | 2026-01-03 16:33 | Comments(0)

 

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