更紗は単純にprintとなるけれど、printがまだなかった時には、織物の柄だから、さぞかし、プリントは憧れの様式だったのだろう。
インドネシアの更紗のことなどをいろいろ知っていくうちに、ペルシャの更紗、フランスの更紗に心を惹かれる思いで、とりあえずインターネットでしらべてみたら、ペルシャの更紗と言えども”ナンジャラホイ!”どこの国も似たりよったりのモチーフではないか!ルーツは、同じなのだ。それにその地方のカラーが加えられてできたものだ。でも、その地方のものに心を奪われる。特に、その更紗の背後に人の顔が見えるようになった時、なんとも楽しい物語が展開する。ただ、草木で染めていた当時は、微妙に色が違って、地方色は魅力的な面白さを持っていたのではないだろうか?