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パンデミックと村の女性たちの行く先

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どこからともなく舞いこんだ種が落ちて、我が家の庭の片隅で毎年花を咲かせ、株を増やしている日扇。初めて花を見たのは何年前のことであったろうか。植物が育って、決まった時期に花をつけると、その花にちなむいろいろなことを思い出す。親であったり、家族の誕生日であったり、幼い時に親と交わした言葉だったり・・・そのように過去のことを思い出すにつけ、それは1日、1日が全部繫がっているのだと、当たり前のことに改めて、深く心を動かされる。
サクラモヒラの村の女性チームのリーダーのカジョルレカさんが、ひどく具合が悪くダッカの病院に入院しているそうだ。娘さんが彼女の入院中の写真を送ってくれたが、彼女はマスクをして寝ている。娘さんは彼女のあやつれる英語で、発信してくるから、言葉が足りなくて、こちらは充分な情報を分かち合うことができない。これが病院のベッドでまがりなりにも笑っている写真であったなら、なんとか見守ろうという気持ちで治まるのだが、マスクをして寝ている写真を何枚も送ってくるのだ。1行の文面がある。"Help her".
これって、"Pray for her"という意味だろうか?私はhelpなどなにもできないのだ。それともお金を送れ、という意味だろうか?
村の女性たちが使えるようにと貯めてあるお金がダッカの銀行においてある。それを皆がビジネスが始まられるようにと願っていたが、彼女たちが医者にかかれるように、保険のシステムを作るべきなのだろうか。彼女たちの本音はなんだろう。
そういえば、彼女たちが花と結びつく思い出はなにもなかったことに気がついた。彼女たちが天国にいるような気になるためには、マンゴウやパパイヤやバナナがびっしりと実をつけるシーンが必要だ。
バングラデシュもパンデミックが深刻である。取引き先の職人さんは、困窮している。村の女性たちだってそうだ。きっとこの時期をベースに何かが変ってゆくだろう。村の女性たちが見つけるものは何だろう。


by sakura_mohila | 2021-06-09 17:01 | Comments(0)  

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