人気ブログランキング | 話題のタグを見る

考えること2

考えること2_f0202221_11553555.jpg
夏は、5時から6時まで、植物の世話をして、残った時間は本を読むことが楽しくなった。多少の雨でも、遂行。現在読み進めている本は「Empire of Cotton」というタイトルだ。まだそれほど読んだわけではないけれど、読み始めてよかった、とほんとに思っている。綿が産業化され始めて、雇用者と従業員の関係が顕在化するのだが、それは奴隷という存在をも作っていくことになる。綿はそれほど壮大な役目を背負って人間とともに生きてきた植物なのだ。綿のことを初めからもっと、もっとしりたくなった。綿の本場に長いことかかわっていながら、いったい何をしてきたのだろうと、自分のぼんやりだけが悔やまれる。
もう1つ、心を捉えるのは、雇用者と従業員という新しい関係だ。現在の雇用者は権利を少しずつ獲得し、自由を謳歌しているけれど、初めは、まさに「奴隷」の状況なのだ。それでも、他に生きる術のない人たちは雇用してもらいたくて、雇用者になびいてゆく。雇用者は、何を思っていたのだろうか?雇用を求めえる人たちも何を思っていたのだろうか?
そして興味深いことに、綿を初め、さとう、スパイス、藍、茶と世界に大きな影響を与えてきたものは、どれも生産地はアジア、アフリカ、中央アメリカなどで、それを動かして中心になっていたのは、ヨーロッパ人である。
初めにバングラデシュに行った数年間に見た、住み込みで働く子どもたちのことを、いやおうなく思い出してしまった。いろいろな場面に遭遇したけれど、その時々で、雇用する側とされる側の心はどのようであろうか?とても気になる。


by sakura_mohila | 2021-06-05 12:14 | Comments(0)  

<< コミュニティ 考えること >>