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種田山頭火

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お彼岸が過ぎて、もう日の方が長いモードになったのだ。あまり実感していないけれど・・・でもあちこちに花が開いていて、まさに百花繚乱の時だ。ほんとに道端の花もいろいろと咲いている。道端の花は、見ても見ても、道端に咲いていてほしいと思うばかり。
3月28日の日経の朝刊に種田山頭火の特集があった。牛乳瓶の底の眼鏡をして、菅笠を被り、行乞行脚の山頭火の写真が大きくある。彼の自筆の日記の写真もある。端正な字だ。彼が「ころり往生」した一草庵の写真もある。ひなびて、竹林の風景に溶け込んだ庵だ。
大きなショックが世の中にあるたびに山頭火の人気が増すそうだ。コロナ禍の今も、山頭火の人気が上昇しているそうだ。
芭蕉の紀行を読んでいても、山頭火の紀行を読んでいても、感じるのだけれど、のだけれど、私はこの二人のどちらもあまり好きになれないような気がする。
二人とも庵を結び、自然に対してミニマムな文明の生活を選んでいるけれど、何かしら社会性が乏し印象がしてしまう。わびさびの美はあるかもしれないけれど、友だちにはなりたくない。もっとも相手も、そのように思うにちがいないけれど。
もっともピカソたちが暮らした「洗濯船」のグループの本を読んだけれど、皆、すばらしいアーティストに育ちはしたものの、あの人たちと友だちには絶対になりたくない。特に売れる前で、お金に困窮している人たちは、ほんとに厄介な人たちだ。相手も同じことを思うかもしれないけれど、社会のルールを逸脱した人たちは、いらだちを感じる時がある。
だから、私は普通の人なんだ。


by sakura_mohila | 2021-03-28 18:45 | Comments(0)  

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