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藍の本

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5月にオーダーした藍の本がロンドンから届いた。約1週間で届いたから、世の中の流通の動きは少しずつ正常にむかっているのだろう。その藍の本は、"Indigo Egyptian Mummies to Blue Jeans", と、書いてから気がついたけれど、これが病ならCOVIC19同様のパンデミックではないだろうか。それほど藍は世界にあるものなのだ。
著者はJenny Balfourr-Paul, 研究者である。それだけに写真のデータが豊富で、どの写真も非常に興味深い。読み始めると、他のことが進まないから、まだちらり、ちらりと読む程度だが、写真を見るだけでも狂喜する。
B.C.2000のエジプトの藍、ウォードの藍の工場、ヨーロッパ人が監督して、インド人が藍作りをしている写真などなど、どの写真も知りたかったことばかりを伝えてくれる。

6月の24日に、ギャラリーをそろそろオープンする計画である。そして10月には、藍の展示の計画をしている。たくさんの資料があるし、初めてのことでもあるので、少しずつの展示を毎年秋に開催して、何年かを続けたい、という計画を立てている。
果たして、どのような展開になるのだろうか。Pan-indigoizm, という言葉があればだけれど、なにか収束などない、共存に心を奪われる。

その意味では蓮の花もそうだと思うけれど、日ごとにぐんぐんと蕾が芽を伸ばす。美しさもさることながら、強い花なのだ。毎日、2回もチェックしてしまうよ





by sakura_mohila | 2020-06-09 16:04 | Comments(0)  

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