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ナラヤンプール村・サクラモヒラの女性たち2

やっと春のぽかぽかがガラス越の陽の中に戻っている。突然、お池のまわりのつくしんぼが気になり始めた。もう芽をだしただろうか。
今日は、医者に行くぞ!平熱ながら、乾いた咳がひどく、ワイルドな私がそのような気持ちになっている。風邪で医者に行こうと考えるのは、生まれて初めてかもしれない。この気弱は、年齢のせいであろうか。
しかし寝込んでいるわけでもなんでもない。なにかの用が入ると後回しになり、気が付けば治っている、というのが、自分のスタイルである。風邪で医者に行ったら、記念に一杯やろうか!
ダッカで仕事をしている時、クルチャムが風邪をひいた、と言って買い薬を飲んでいた。詳しいことは知らないけれど、バングラデシュでは薬は安い。それとなく見ていると、風邪をひいたり、頭が痛くなったりして、まずは薬を買ってくる。それで、村に帰る時には残った薬をダッカの仕事場に忘れて帰る。
大家のシラーズさんは自国の薬を信用していない。日本の医者から薬をかってきてくれ、と頼む。しかし、診断がないと医者の薬は買えないのだ。それでいながら、効き目が弱い、ことを嘆くのだ。日本の薬は穏やかに作用するのかもしれない。しかし、彼の国の強い薬を幼児や乳児に与えているとは、どのような結果が生じているのだろうか。
選べないから、皆、その生活に順応しているにちがいないが、子どもの離乳食でも、「これでも子どもは育つのだ!」と感動さえも覚えるほどである。
村の女性の一人が子どもを連れて、子守もつれて働きに来る。1年の経過を見て、ほんとに感動するのだ。「これでも子どもは健やかに育つのだ!」仕事場に連れてきて数泊するわけだから、家の状況とちがうことは想像にかたくないけれど、あの村の家の現状を考えると、ダッカの仕事場の方がはるかにワイルドじゃない(村の人たち、ゴメンナンサイ)しかし、母親は子供用の鍋も荷物に入れて出てくる。マギーヌードルを煮て、ほいほい、と乳児に食べさせている。子ども用の椅子などないから、乳児は立ったまま、母は針仕事を進めながら・・・、
しかし子どもは健やかで、よく寝て、よく笑い、覚えも早くて、何も問題がない。ほんとに「これでも子どもはちゃんと育つのだ!」
しかも、皆、歯が白くて健康的だ。50歳になったらほとんど抜けてしまうけれど・・・
そしてお金のあまっている人たちは病気になると、自国ではなく、タイ・シンガポール・日本などで治療するのだ。



by sakura_mohila | 2020-03-06 11:37 | Comments(0)  

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