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りんご

朝、洗濯物を干していたら、ビルの谷間にちょうど光があたって、氷川参道のケヤキが黄色く光っている光景が目に入ってきた。光があるだけで、ほんとに天国のような風景になってしまうんだ!まだ天国には行ったことがないけれど。
朝焼けの色を見るたびに、「枕草子」のページをめくりたくなる。清少納言とはお友だちでもなんでもないけれど、彼女の感性はいつもすばらしいと思ってしまうのだ。
古い本棚を探してみたけれど、何年も親しんだ「枕草子」はどこに行ってしまったのだろうか。ギャラリーは、本屋さんの3階にあるから、買うのは簡単かも知れないけれど・・・
でも、亡くなった母からもらった汚れた本が読みたい、とか思ったりしてね。母は公民館で、古典文学を教えていた。といっても、北陸の田舎町の小さな公民館で、さしての高等教育を受けたわけではなく、好きこそ物の上手なれ、程度の知識で若い人たちに教えていたのかもしれない。母は田舎の文学オバチャンだったのだ!
しかし母から聞いた、吉屋信子、与謝野晶子などの作家の名前で、自分も時代を超えて当時の文学に親しむことができたし、源氏や枕草子や、当時の西洋の話などを読み聞かせてもらったことは、懐かしく思い出す。
それとともに、母が雪の日に作ってくれたシャーベットや、麦藁の蛍籠を持って蛍狩に行ったことや、西洋料理などが、懐かしい。味は覚えていないのに、楽しい記憶として自分の歴史のページを作っている。

仕事の現場にいて、そのような心の遊びが自分にはあるだろうか、とふと省みる。
田舎の大家族だったから、そんな遊び心満載の母は、よく姑から叱られていたなあ!
父も母の遊び心を支えていた。
そのような、人間のゆとりが私にはたりないのではなかろうか?。
ああでもない、こうでもない、と反省ばかりしていてもダメカ

by sakura_mohila | 2019-11-21 11:23 | Comments(0)  

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