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紅茶と世界

近くのお寺さんに、5時に行ってきました。目的は蓮の花。
白い蓮が、日の光とともに、静かに、静かに花びらを開いて行きました。花びらが開く時間も、音がするようで、しないのか、音がしないのか、動いているのか、静止しているのか、それでも地球の動きに合わせて開いているようで、見入ってしまいました。そして今朝は、赤い蓮が開くのを見に行きました。
お寺さんの境内も、お堂もほんとにきれいで、散歩のコースになってしまいそうです。

「お茶が世界を買えた歴史」という本を読みました。大航海時代は航路を発見していきましたが、それに伴い、お茶、砂糖、銀、木綿やシルクなどが大きな取引の材料となり、それゆえに、歴史的なレベルで事件を連ねていったことを知ると、ほんとに感無量です。
紅茶などは、香りが高い、おいしい・・・などと無邪気に楽しんでいましたが、人気の裏で、利益が動き、それに群がる人が動き、と人間の歴史のページを埋めたのでした。
自分がたまたま扱うことになった木綿やシルクも、関連していて、深い興味で読みました。
学校で教わった歴史の、なんと淋しい内容であったことでしょうか。数百年前の人たちがほんとに身近に感じられます。

by sakura_mohila | 2019-07-31 11:47 | Comments(0)  

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