あけぼのの色

朝が明ける色を見るのが楽しみで、早い時間にカーテンを開ける。ガラスの中にいるとそれほど寒さを感じることもない。しかし、今朝は早い時間に洗濯を終え、光があがらないうちにバルコニーにでた。霜のような空気がなんと気持ちがよいことだろう。あのあけぼのの色は、この冷たい空気の中でベストに見えることを忘れていた。そのようなことに気がつくと、寒さも、それほど気嫌いするべきではない、と自分をいましめる気分にもなる。寒がりの私でさえも、楽しめる冬の美しさだ。
先日も書いたけれど、着物をほどいていて、なぜこの形に定着したのだろうと、ふと疑問になることがあった。たとえば、紳士用の羽織りの袖口がダブルになっていたり、羽織りの紐が装飾的だったり…
着物の時代の人たちが、冷暖房が乏しかったり、洗濯洗剤が弱かったり…その時代背景の中で、どうやってやり過ごしてきたのだろう。寒さの中で井戸端会議をしながら、井戸水のお洗濯もしたであろうし…
しかしなぜあの動きの不便な着物の形に定着したのであろうか。

by sakura_mohila | 2019-01-30 17:34 | Comments(0)  

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