春の訪れ
2018年 03月 02日
ついに待ちわびた春が来た。けれど、もう少し寒い。早く、早く、暖房のいらない春よ来い!明日は早ひな祭りだ。今朝いつものように流しっぱなしのラジオを聴いていたら、ある年配の男性の投書が紹介されていた。「ひな祭りのころになると、お雛様を飾っていた時の母の顔を思い出す」
私の母は庭仕事が大好きで、庭に花を見つけるたびに、その方と同じように母の顔や彼女が口にした言葉を思い出す。
伝えることをことさらもっていない自分は何を残していくのだろう。
終活とかで、「捨てる、整理する、迷惑をかけない」ということは立派だとおもうけれど、それもできそうにない。残った物から偲んでもらうことがあるだろうか?それともそれも業者にお任せで効率よく整理されてしまうのだろうか。
時々、大量生産や効率性という近代のあり方を、不遜にもうっとうしく思うときがある。
by sakura_mohila | 2018-03-02 18:21 | 日本語 | Comments(0)