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楮の枝

熊谷の在で紙漉きをしている人が、香文木さんに楮の枝をたくさん持ってきてくださったそうで、買いたいと言ったら、おすそ分けにあずかった。それに香文木さんが柿渋を塗ったそうである。展示として使うにはもってこいの美しい棒ができている。
楮は名前も知っていて、用途も知っていたけれど、初めて本物を見た。と言っても木ではなくて、用途を果たしたあとの棒である。
枝を刈って、大きな釜で蒸し上げ、その後で皮をはぐ。皮は紙漉きに回され、棒が残る。軽くて、布の飾り棒として使うには格好の品である。
昨年の暮からオフィスの大家さんに玄関ホールを使っても良いというお恵みをいただき、その場所にサクラモヒラの子どもたちの絵や、布製品を飾らせてもらっているが、テナントの方たちに好評でとてもうれしい。使わせていただいているお礼ができるばかりではなく、こちらが学ぶことも多い。行動をおこしてみて、分かることがなんと多いだろうか。小さなことでもわかったつもりと、わかった、こととは大きな違いである。
このことは物を曲がりなりにも生産する立場の者にとっては、決しておろそかにしてはいけないことだ。しかし、そのようなことばかり考えているものだから、転んだりぶつかったりすることが増え、今日現在で、たんこぶの上に黒あざができる体たらく。1月に入り、今日で3回転んだり、ぶつかったりしたが、雪氷の上はなんともなく歩いていながら、普通に乾いた道で転んで顔にあざを作るとは、どんな歩き方をしていたものやら。

by sakura_mohila | 2018-01-25 18:16 | Comments(0)  

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