漆
2018年 01月 09日
お正月の器もまだ出ていて、屠蘇器や重箱の漆塗りが、私たちの親の世代が使っていたもの、そのままである。栃の木に漆塗りをさせたものだと伺ったけれど、ほんとにきれいで、描いてある鶴二羽もなにかアンティークな香がした。
お屠蘇も頂戴してきたが、お庭の木から材料を調達なさったそうだ。当帰、ざくろ、山椒の実などなど、エレガントな香とまろやかな味であった。時間と手間をかけて作ったものは、やはり時間と手間が語ってくれるものがあるのだと、反省。
by sakura_mohila | 2018-01-09 14:56 | Comments(0)