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今朝、用があってある80歳代半ばの女性を訪ねた。幅広い知識と行動力と勇気のある女性で、ことあるごとに相談にのっていただいたり、お庭の果物や野菜を頂戴している。彼女の家は我が家からほんの数歩の場所であるが、昔ながらのお住まいで、広いお庭があり、ゆず、夏みかんの木も数本、彼岸サクラも大きな木になって咲いていた。ダッカの大家さんが交通事故に会い、その後の経過で少しおしえていただきたいことがあって、うかがったのだが、結果としてとてもよい時となった。
お正月の器もまだ出ていて、屠蘇器や重箱の漆塗りが、私たちの親の世代が使っていたもの、そのままである。栃の木に漆塗りをさせたものだと伺ったけれど、ほんとにきれいで、描いてある鶴二羽もなにかアンティークな香がした。
お屠蘇も頂戴してきたが、お庭の木から材料を調達なさったそうだ。当帰、ざくろ、山椒の実などなど、エレガントな香とまろやかな味であった。時間と手間をかけて作ったものは、やはり時間と手間が語ってくれるものがあるのだと、反省。

by sakura_mohila | 2018-01-09 14:56 | Comments(0)  

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