アトリエひらり

大田区の鵜の木というところに土屋さんという女性が運営するアトリエがある。知人にその方を紹介されて、初めて足を踏み入れる鵜の木という場所まで行ってきた。アトリエは工場の上にあって、自然を大切にしながら作った落ち着いた空間である。余分なものは何もないけれど、壁やドアの素材、調度品の素材が行き届いていて、すっかり好きになってしまった。アップライトのピアノが1台おいてあるけれど、それはオーナーの土屋さんが、遠くまでは音楽を聴きに行くことができない人も音楽が楽しめるように、と始めた小さなサロンなのだ。したがってそのコンサートも主催する人の都合というよりは、来てくださる人たちの都合に合わせて開かれる。
私などはサクラモヒラのあわただしい生活の中でついつい自分本位の考え方をしてしうまうので、こんなふうに丁寧な生活はほんとに憧れだ。少し反省して、丁寧な時を過ごすことにしよう。だってやがてこの世にさようならをする時が来るのだし・・・だったら、その一刻一刻が大切にされるような生を生きたい、と切望するのだ。
アトリエひらりでは、「布の歴史とサクラモヒラの20年」というタイトルでお話をさせていただくことになった。東インド会社のころからの話が中心になると思うけれど、今から楽しみである。土屋さんが淹れてくださった紅茶の香りがアトリエいっぱいに漂って、そういえばお茶だって歴史を変えたのだ、とお茶を飲む習慣が始まりだしたインドの社会に思いを馳せた。300年や400年は、長いというのだろうか、短いというのだろうか?
アトリエひらりでのサクラモヒラの行事は10月3,4,5日、11時から6時までです。

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by sakura_mohila | 2015-07-26 01:14 | Comments(0)  

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