ジャムダニ

バングラデシュにはジャムダニ織という、最高級の織物があります。1本織って、模様のパターンを縫いとり、また１本織って、縫いとり模様を入れ、・・・・長い、長い時間をかけて織りあげていきます。このジャムダニ織が私は大好きです。なぜかというと、その織りものが人の手を経て出来上がるという理由もありますが、長い歴史も感じるからです。長いことジャムダニを見てきましたが、白いジャムダニが見ても、みてもあきることがありません。もう1枚、、もう1枚とほしくなるのは、白いジャムダニです。そのモチーフはフランスに渡り、プロヴァンス模様に形を変えました。ジャムダニ織の村に行くと、小さな子供が大人と一体となって織っています。小さいころから織り始めないと、パターンを覚えられないのだそうです。

先進国から、子どもの労働に対して冷たい目が向けられるのだそうです。現地の人たちは、それが生活の一部なので、その批判にとまどうこともあるようです。
子どもがいっぱしのプライドを持って織るジャムダニ、、、、ほんとに見ても、見ても、美しいので大好きです。